2013年6月15日土曜日

TPP たった1日の延長を「日本に配慮」と書く日本経済新聞の「配慮」

 もうあきれてものが言えません。
 TPPの交渉内容は、7月23日にならないと、日本側にはいっさい示されないという「密室ぶり」。その後、7月会合では24日と25日のみです。相当な分量のドラフトを示され、その内容を理解するだけでも、2日ではたりません。
 それなのに、1日の延長をしたことをもって「日本に配慮」と書くしまつ。もう日経記者のすばらしい「配慮」ぶりです。誰に対してか? もちろん米国か日本政府、TPPの推進派に対してでしょう。
 限られた時間で、「成果を引き出す」のは不可能です。


日本経済新聞の5月25日の記事(一部)
【リマ=宮本英威】ペルーの首都リマで開かれていた環太平洋経済連携協定(TPP)の第17回交渉会合は24日、マレーシアで開く次回会合の日程を7月15~25日とすることで合意して閉幕した。日本は同月23日午後にも合流し、最長で3日間の議論に加わる。米国など交渉参加11カ国は初参加となる日本に配慮、会合の最終日を1日延長した。日本は限られた時間で成果を引き出すため、情報収集と体制整備を急ぐ。

0 件のコメント:

コメントを投稿